top of page

​FRP CFRP
メス型製作事例

​現在、ドライカーボンについては、精度の良い石膏を用いたマシニング切削でメス型を製作するのが主流です。

しかしデメリットとして多くのコスト(データの入手や処理・マシニングのチャージ等)がかかってしまいます。

元形がある物のカーボン化であれば、反転型がおすすめです。

今回はドライカーボンの反転型について事例を交えて紹介したいと思います。

ドライカーボン反転型

FLOW

​制作手順

離型処理

STEP 01

離型処理 

弊社独自の離型方法を用いて離型処理を行ないます。​

使用溶剤についてはお問い合わせください。

ゲルコート塗布

STEP 02

ゲルコート塗布 

​塗膜が均一になるよう細心の注意を払いゲルコートを塗布します。

積層作業

STEP 03

積層作業 

​熱が発生しないよう数回にわけ積層します。​オーダーによりカーボンクロスも積層します。​1層目のエアぬき作業はエアの見逃しをなくす為必ず2名で行ないます。

型の補強

STEP 04

型バックアップ

オートクレーブによる加圧で型の変形を防ぐ為にバックサイドに補強を入れます。​製品の形状により補強の方法も変わります。

脱型

STEP 05

脱型

マスターモデルから型を外します。型を傷つけないよに樹脂ヘラを使用します。

仕上げ作業

STEP 06

​仕上げ

脱型後 トリムやバリ取りを行ない表面の仕上げを行ないます。

表面仕上げについては、製品の最終工程により数パターン用意しております。

まとめ

FRPは生き物。

と言われるように、仕上がりが気温や湿気に左右されやすく、

今回ご紹介できなかった細かな調整を独自のレシピと経験から入れております。

弊社は反転型だけでなくマスターモデルから製品まで製作することも可能です。

​ぜひ、お問い合わせ頂ければ幸いです。

mil mano
bottom of page